学会案内

概要

 本会は中国近世語の研究と研究者相互の連絡を図ることを目的に、 香坂順一・宮田一郎氏等の呼びかけで、1985年秋に「中国近世語研究会」という名称で発足し、10年後の1995年春に現在の「中国近世語学会」に改組しました。「研究会」から「学会」に名称が変化しましたが、設立の趣旨は変わることはありません。研究総会は、毎年6月の第1日曜日に、関東と関西で交互に開催しています。また12月には研究集会を開いています。
 現在の会長は、内田慶市氏、会員数は2013年10月現在で103名です。
 本会の会誌として『中国語研究』(年1回、白帝社発行)が用意されており、本会の会員により編集委員会が構成されている。
 会費は年額5,000円(院生・学部生は3,000円)。年度始めに納入をお願いしています。年会費を納入した会員にはその年の秋には『中国語研究』が無料で配付されます。
 なお、詳しくは「会則」があり、 研究総会と研究集会の発表者の一覧がありますので、ご参照下さい。

変遷

 上述の『中国語研究』は1977年3月刊として第16号から始まっています。この「16」という数字は、その前身である『清末文学言語研究会会報』(第1号~第3号)、『明清文学言語研究会会報』(第4号~第 15号)を受け継いだもので、現在の『中国語研究』は、五四時期の文学言語や現代語の語彙・語法、さらには日中対照言語研究までもカバーする時空を超えた総合研究誌になっています。
 中国近世語学会は「清末」から「明清」、そして「近世語」と研究対象を広げました。「近世語」の定義を議論することはせず、会員各 自が考える「近世語」を研究しているのです。しかし、その研究には 「中国語を歴史的に見る」という共通点があり、清末・明清の流れを受け継ぐ本会の大きな特徴となっています。

入会案内

 本会の主旨に賛同する人は、入会フォームに必要事項を記入送信し、年会費を納めれば、誰でも入会できます。
中国近世語学会年会費
会費1(院生及び学部生を除く)5,000円
会費2(院生及び学部生)3,000円振り込み用紙の金額欄に、院生及び学部生以外の会員は「5,000円」、院生及び学部生の会員は「3,000円」と記入し、お振り込みください。よろしくお願いします。

郵便振替
口座番号:00980-6-119965
口座名称:中国近世語学会